9月29日、舞鶴LCの日本語教室「かもめの学校」卒・入学式 舞鶴在住の外国人対象に入校呼びかけ 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年09月10日(火)
舞鶴に在住する外国人に日本語の日常会話や生活習慣、日本文化を習得してもらうため、舞鶴ライオンズクラブ(佐古田彰男会長)は、一昨年秋に開校した舞鶴日本語教室「かもめの学校」の3期生を募集している。1、2期生の生徒からは、「生活情報なども教わり、大助かりです」との声も聞かれ、言葉などに悩んでいる外国人に入校を呼びかけている。
「かもめの学校」の修学期間は、9月から1年間で、毎週土曜日(第5土曜日は除く)の午後2時から同4時まで、余部下の中央公民館で開かれている。授業内容は、日常会話を中心に、正月や雛祭りなど季節折々の行事についても教えている。日本の言葉や慣習に不慣れな外国人にとって、大きなサポートとなっている。
現在、かもめの学校で学んでいる2期生は27人で、フィリピン、中国、タイの出身者。来日10年のフィリピン出身の出口ラニーさん(31)=倉梯町=は、「子供2人が小学校に通っていますが、学校便りなど漢字が難しく読めなかった。ここで教わり、読めるようになりました」と喜んでいる。
かもめの学校の講師を務める元中筋小学校長の公文禮子さん(65)は「熱心な生徒たちばかりです。日常会話はもちろんのこと、季節ごとの行事についても教えて、日本の文化を理解してもらっています」と話している。
かもめの学校は、9月29日に浜のホテル「マーレたかた」で、卒業式と入学式を行い、新年度がスタートする。授業料は1日100円で、このお金は行事費に充当する。入学生の募集は、9月13日まで。詳しい問い合わせは、電話62・1102、FAX62・9515、舞鶴ライオンズクラブ事務局。
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