7月29日、市リサイクルプラザで 夏休み工作教室・楽器「水カンリンバ」 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年07月02日(火)
空き缶をリサイクルした手作り楽器「水カンリンバ」=写真の夏休み工作教室が7月29日、森の市リサイクルプラザで開かれる。空き缶を流れる水の音が心地よさを誘い、水の万華鏡とも呼ばれている。全国でその輪が広がっているが、舞鶴生活学校と本紙が舞鶴でもその魅力を知ってもらおうと昨年から普及に取り組んできた。それを受け同プラザが主催、回収した空き缶を材料として使う。将来は演奏会もと夢は膨らんでいる。
民族楽器の演奏家、丸山祐一郎さんが考案。つないだスチール缶の中を流れる水が共鳴して聞こえる。蓋の部分はピアノの鍵盤のように切り込みを入れ、指で弾くと澄んだ音が出る。「水」、「缶」、アフリカの指ピアノ「カリンバ」をつないで楽器の名前とした。各地の市民らが講習会を開き、丸山さんを招いて演奏会も開いている。
昨年7月に本紙でその作り方を紹介した。生活学校が紙面を見て空き缶のリサイクルにもつながると、昨年11月のイベントで水カンリンバを展示。その後も会員の亀井正子さんらが中心となり、会員を対象とした講習会を開き、普及活動を試みていた。それを受け同プラザが教室を開く。
家庭から不燃ごみを回収している同プラザでは昨年度、スチール缶104トン、アルミ缶115トンを回収。空き缶の再利用の一つとして企画した。同プラザの井上隆雄所長は「夏休みの子供たちに水を身近に感じてもらえる機会にもしたい」と話していた。
【参加者募集】教室の時間は午後1時~同3時。対象は市内在住の親子、または中学生以上の個人の計40人を募集。先着順。参加は無料。使う空き缶は同プラザで用意する。講師は生活学校会員。申し込みは7月10日までに同プラザ(電話64・7222)へ。
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