4月26日~28日、北村さんが勤労者福祉センターで「手と手と心 信濃展」 亡くなった娘への励ましの手紙やメッセージ並ぶ【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年04月19日(金)
難病で重度の障害を持った娘を亡くした母親が、亡くなって10年の区切りとして、「手と手と心 信濃(しの)展」を4月26日から28日までの3日間、浜(舞鶴市)の勤労者福祉センター3階で催す。通っていた与謝の海養護学校の教師や病院の医師、友人らの励ましのメッセージなどを並べ、人と人のつながりの大きさを伝えることができればとしている。
福来の会社員、北村和子さん(51)が開催する。北村さんの長女、信濃さんは先天的な染色体の難病で、10年間岩滝町の養護学校に通い、入退院を繰り返しながら15歳で亡くなった。
厳しい現実に直面したが、絶えず教師や医師、友人らから励ましを受けた。それは手紙やメッセージだったり、お弁当を病院に届けてくれるという行動だった。同じく重度の障害の子供をもつ母親と知り合って、はがきを交わして励ましあった。
会場では友人や教師からもらった手紙、医師や妹たちが信濃さんあてに書いた文章などを張って作ったアルバムなどを並べる。北村さんは「励ましていただいた先生や友人は信濃が残してくれた宝物です。人は捨てたもんではないという思いを感じてもらえれば」と話していた。
時間は午前9時~午後7時。28日は午後6時まで。
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