3月8日~4月6日、市郷土資料館寄贈品展 中世山城や舞鶴近代史の歴史資料や関連文書など 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2003年02月28日(金)
この1年間に市民から贈られた歴史資料や関連する文書などを展示する市郷土資料館寄贈品展が、3月8日から北田辺の同館で開催される。舞鶴の中世山城の研究の先駆けとなった故岡野允さんの論文をはじめ、約20年ぶりの公開となった嶽(だけ)家文書、舞鶴鎮守府など舞鶴近代史の資料が並べられる。4月6日まで。
元舞鶴地方史研究会の岡野さんは8年をかけて、「舞鶴地方史料集 丹後の山城」を完成したことで知られている。その資料と蔵書が遺族から同館へ寄贈された。今回はその資料とともに舞鶴の中世山城を紹介しようと、大俣城の模型や市内にある山城の位置を示した地図も展示。また、岡野さんが市内各地の山城を歩いた際、その基にした嶽家や竹原家の文書を借りて公開する。戦国時代の舞鶴を知る貴重な資料となっている。
さらに、平成8年に引土で発見された鎌倉時代末期などの埋蔵銭も出品。これらの中には、国内で数枚しか見つかっていないものもあり、昨年市指定文化財となった。このほか、舞鶴市史の編纂専門委員を務めた戸祭武さんと小川高さんから、舞鶴鎮守府と交通史などに関する資料を寄贈されたのを受け、2人の研究に関連する舞鶴西港修築工事資料も並べた。月曜は休館。
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