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3月3日に民家ギャラリーオープン、利用を呼びかけ 安岡の森田さん、自宅裏の母屋改造【舞鶴のニュース】

3月3日に民家ギャラリーオープン、利用を呼びかけ 安岡の森田さん、自宅裏の母屋改造【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年02月14日(金)

すすで真っ黒の梁がむき出しとなった2階展示スペース

 昭和12年建築の木造2階建ての民家を改造したギャラリーが、3月3日にオープンする。舞鶴市安岡の主婦、森田満美子さん(45)が、昨年夏ごろから自宅裏の母屋だった民家で準備してきた。展示スペースの2階天井には、すすで真っ黒になった大きな梁(はり)がむき出しとなり、以前使っていた農具や生活用具なども並べられ、家全体を展示物としている。昔の建物や道具のよさを伝えると同時に、手仕事の展示場や教室、常設販売所として利用を呼びかけている。
 20年近くカントリークラフト作りをする森田さんは、古い建築物に興味はなかったが、近くの小倉の重文民家「行永家住宅」の保存の取り組みを知り、物置状態だった屋根裏部屋に初めて入り、古い物を大切にしようと思った。家そのものを使ってアートに結びつく活動をと、大工に改造を依頼した。
 森田さん宅は昔はナシ園や養蚕などを営み、いまも田畑で農作業をしており、民家には田下駄などの農具、かまどや水屋箪笥、おひつなどの生活用具が大切に残っていた。2階は天井板を取り除き大きな梁を見せるようにし、床は板張りとして縦約7メートル、横約6メートルの展示スペースを作った。
 また、隣室には交流できる和室、1階にも教室などに使える部屋を設けた。入り口の土間や台所だった空間には生活道具などを展示。2階に荷物を揚げる滑車もそのままにし、昔の暮らしが分かるようにした。
 屋号にちなんで、和風コミュニティーギャラリー「仁平”(にへい)」と名付けた。森田さんは「先祖の残したものや、いまの人の作品を見てもらおうと思いました。見学に来たご近所の人が、うちにも古いものがあるので出してみようと、関心を持つきっかけにもなったようです」と話していた。展示会場や作品の委託販売、集会所などに利用してもらえればとしている。利用料金は公共施設より低額にする予定。問い合わせは森田さん(電話62・3913)。 

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