3月21の定期演奏会で東高分校・本校 軽音楽部とウィンドアンサンブル部初共演【舞鶴】
投稿日時:2005年03月15日(火)
溝尻の東舞鶴高校浮島分校の軽音楽部が、3月21日に浜の総合文化会館で開かれる東高ウィンドアンサンブル部の定期演奏会で、初めて共演し音楽で交流することになった。毎日授業が終わる午後9時から練習に取り組み、時には両部の部員らが相互に訪れ音合わせをし、刺激を受けている。1年生部員と今月卒業したばかりの部員、顧問の教諭らが、吹奏楽とは異なった音楽を演奏したいと、真剣にドラムやギターに向き合っている。昨年4月に音楽好きな生徒で軽音楽部を発足。部員らは昼の仕事を終えて授業に出席、終業後に練習を始める。11月の分校文化祭でパンク音楽などを発表し、演奏を聴いた同高の加藤寛校長が、アンサンブル部と軽音楽部に共演の話を持ちかけ、定期演奏会でジョイントすることが決まった。本校と分校のクラブが、合同で発表に取り組むのは初めてという。軽音楽部は部長でドラム担当の1年、亥角元貴さん(16)=鹿原▽ベースの1年、斉藤祥人さん(同)=田中町▽ギターの1年、秋安了太さん(同)=上安東町。卒業生の秋友郷さん(24)=円満寺=も出演する。12月から毎晩練習し、仕事の都合がつけば始業前にも行った。本校の部員らが夜間に分校を訪れ、楽器演奏をアドバイスし、分校の部員らもアンサンブル部を訪れ、音合わせするなどした。演奏の助言を受けた亥角さんは「めちゃくちゃうまくて勉強になった。毎晩の練習はきついけれど、当日は自分たちの音楽を伝えたい」、アンサンブル部の1年生、小谷啓太さん(16)は「軽音楽部の音楽は自分たちにはない音で勉強になる」と話していた。軽音楽部顧問の柴田洋介教諭(27)は「本校の生徒との練習が刺激になった。今後も発表と交流の機会が増えれば」という。演奏会は午後6時半開演。軽音楽部は2部に出演し4曲を演奏、3部で両部が共演する。入場無料。
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