最新の記事

  

3年ぶりに歌声響く「第49回舞鶴市民合唱祭」<br>「コールマミー」40回連続出場で表彰受ける

3年ぶりに歌声響く「第49回舞鶴市民合唱祭」
「コールマミー」40回連続出場で表彰受ける

投稿日時:2022年12月13日(火)

 市民に広くその素晴らしさを伝える歴史ある合唱祭「第49回舞鶴市民合唱祭 ~ふたたび、私の街に笑顔と歌声を~」が、このほど浜の総合文化会館大ホールで開催された。舞鶴市合唱連盟(山下弘理事長)などで組織する実行委が主催。
 思うように練習の機会が持てなかった出演者、2年も中止が続き鑑賞の楽しみを奪われていた来場者。待ちに待った3年ぶりの開催とあって、会場へは多くの人が足を運び、演奏が終わるごとに惜しみのない拍手が鳴り響いた。みずみずしい子どもらのコーラスやオペラなど、全13団体がのびやかな歌声でホールを包んだ。また出演団体ごとに、歌い方はもちろんだが、ステージの立ち位置や指揮者、パフォーマンスに至るまで、特色ある個性豊かな演出で観客を魅了した。
 またこの日は連続出場団体への表彰もあり、40回連続の「コールマミー」が受賞した。
 コロナ禍の中、思うように練習が出来ない日が続いたことで、意欲が薄れてしまう人もいたという。どの団体も満足のいく活動が出来なくなった中で、「“発表できる機会をつくろう”という目標で開催することになりました」と山下理事長。「コロナ禍で来場者は少ないかもしれない」との思いもあったとしながら「多くの人に来ていただけたことは、どの団体にとっても励みになります。久しぶりのステージで、みんなやる気に満ちあふれキラキラしていました」と喜びながら振り返る。
 感謝の思いを口にしながら山下理事長は「“参加者全員でつくりあげるステージ”を念頭に、今後も様々な活動に向けて練習に励んでいきたい」と力を込めた。

美しいハーモニーがホールに響いた

市制施行80周年事業「まいづる市民第九演奏会」
23日まで団員募集中!

合唱団員募集のチラシ

 また舞鶴市制施行80周年事業として令和5年10月29日に「まいづる市民第九演奏会」が開催されることが決まり、市では11月25日から市民合唱団員の募集を始めている。申込期間は23日まで。
 総合文化会館大ホールを会場に京都市交響楽団の演奏で行う。また本市出身の市文化親善大使で、世界的なソプラノ歌手の田中彩子さんらがソリストを務める。
 ベートーベン作曲の「交響曲第9番」で市民合唱団を結成するのは6回目。過去には、昭和61年(市総合文化会館開館3周年記念)▽平成元年(~あの感動をもう一度~)▽平成5年(市制施行50周年・舞鶴国際音楽祭)▽平成10年(市総合文化会館開館15周年記念)▽平成25年(市制施行70周年・市総合文化会館開館30周年・市合唱連盟創立30周年)に結成しており、平成25年には353人の応募があった。
 合唱団の結団式は令和5年1月15日。練習は、中学生以上が月3回程度(金曜日)小学生(毎週土曜日)。指導は舞鶴市民オペラの会、特別指導に本市出身のオペラ歌手西村圭市さんらがあたる。募集人数は250人程度(小学生以上対象)。参加費6000円(高校生以下不要)。問℡0773・66・1019、文化振興課。
(2022.12.9発行)

この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ