2022年2月の市内一般職業紹介状況
市内有効求人倍率1.41倍
業種・職種によっては人手不足感
投稿日時:2022年04月29日(金)
京都府労働局は3月29日、府内の雇用失業情勢(2022年2月)について発表した。それによると、有効求人倍率は1.11倍で、前月より0.01ポイント低下した。有効求人数は5万2914人で前月より1.1 %の減少。有効求職者数は4万7688人で前月より0.3%の減少。新規求人倍率は2.13倍で、前月より0.13ポイント低下。また、正社員に限った有効求人倍率は0.95倍となり、前年同月より0.09ポイントの上昇となった。
同局は、府内の雇用情勢は一部に持ち直しの動きがみられるものの、求職者が依然として高い水準にあり、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響について、引き続き注意を要する状態にあるとの判断を示した。
舞鶴公共職業安定所(ハローワーク舞鶴)がまとめた市内一般職業紹介状況(2022年2月)によると、有効求人倍率は1.41倍。前月から0.01ポイントの上昇、前年同月からは0.02ポイントの低下となった。新規求職申込件数は287件で、前月からは51件の減少、前年同月からは37件の減少となった。
前月から繰越された有効求職者数と当月の新規求職申込件数の合計数をいう月間有効求職者数は、1475人。前月からは30人の減少、前年同月からは47人の増加となった。それに対し、紹介件数は256件と10件の減少、前年同月から84件の減少となった。
また就職件数は、196件。前月より93件の増加、前年同月からは8件の増加となった。
一方、新規求人数は650件で前月から75件の減少、前年同月からは8件の増加となった。
前月から繰越された有効求人数と当月の新規求人数の合計数をいう月間有効求人数は2074人と、前月から36人の減少、前年同月から30人の増加となった。
有効求人が安定所の紹介により求職者と結合した件数をいう充足数は176で、前年同月からは2.9%の上昇となった。
同所の小山祐次所長は「雇用保険の受給手続きのために来所される求職者が少なかったため、新規求職申込件数が前年同月より大きく減少しているが、有効求職者数は高水準にある。一方で、業種・職種によっては人手不足感が生じており、HW舞鶴では、各種メニューを活用し、能動的な働きかけによりミスマッチ解消に向けた取り組みを実施している」と話している。
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