2年間の募金 名取市教委へ 白糸中 被災地支援、継続して取り組む【舞鶴】
投稿日時:2013年03月01日(金)
舞鶴市立白糸中学校の生徒と教職員が、東日本大震災の被災地を支援しようと募金活動に励んでいる。資源回収による収益金を充てたり、吹奏楽部がチャリティーコンサートをするなど、震災後の2年間に取り組んだ募金を近く宮城県名取市の教育委員会に送る。 白糸中は震災と同じく2011年春に新校舎が完成し、その後は学校公開日や吹奏楽部が演奏の依頼のあった機会に募金を呼びかけるなどして、先月中旬までに約18万円が寄せられた。
2月23日に、2回目のチャリティーコンサートを実施。箏奏者の立道明美さんが主宰する箏アンサンブル斗為巾や倉梯小の箏クラブも協力し、吹奏楽部とジョイント演奏し、来場者たちが募金をした。
3月11日には校舎の新築記念で五輪に出場した元陸上選手の為末大さんの講演会を開き、ここでも来場した市民に募金を呼びかけることにしている。
遠藤淳校長は「市内8中学校で11年、名取市の閖上中学校に折り鶴や募金を届けたことが縁で、同市の市教委に募金を送りたい」と話す。
写真=チャリティーコンサートに出演した白糸中吹奏楽部と箏アンサンブル斗為巾
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