17年かけ コツコツ5万羽
投稿日時:2018年11月09日(金)
行永在住の大杉房男さん(82)が自作のミニ折り鶴約5万羽の提供先を探している。折り鶴1つの大きさは高さ約1.8cm、幅約2.8cm。3cm四方の色紙を折ったもので、自宅で17年ほどかけてコツコツと折ってきた。「自分のお守りや、大切に人にあげて欲しい」と話している。29歳の時に妻が長男を妊娠した際、自分に何かしてやれることはないかと鶴を折ることを思いついた。“産前”までに“三千羽を折り、生まれてから五百羽を足して”産後“に通じる三千五百羽にした。元々不器用で折り鶴など想像も出来なかったが、少しずつ折り続け、見事にやり遂げた。29年後、退職したことをきっかけに再び折り始めた。折り紙を見ずにテレビを見ながら指の感覚だけで折れるようになった。全盛期は1cmほどのミニ折り鶴も折れることができた。60代で10万羽を達成。必要としている人にあげようと、情報紙で募った。お見舞いや芸能人へのプレゼントなど、4~50人ほどから応募があり、約5万羽を提供。6個入りの石鹸箱にちょうど千羽が収まり郵送した。約7年前まで折り続けたが、手が思うように動かなくなり断念。残りの約5万羽を役立てたいと思っているという。「自分でもこれだけよく折れたと思う。必要な方に差し上げたいので活用してほしい。もらった方が喜んでくれれば」と話している。ただし、量が多く数え分けるなどの作業は要相談。
[お問い合わせ]TEL:090-2107-7263 大杉さん。
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める