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12月5・6日、城南会館で世界の児童画展 70年前、ヨーロッパや米国などの子供たちが描く【舞鶴】

12月5・6日、城南会館で世界の児童画展 70年前、ヨーロッパや米国などの子供たちが描く【舞鶴】

投稿日時:2009年12月04日(金)

海外から収集された子供たちの絵画の数々

 約70年前にヨーロッパや米国などの子供たちが描いた絵画約90点を紹介する「よみがえる世界の児童画展~心のかよいと子どもの絵~」が、12月5、6日、舞鶴市女布の城南会館で開かれる。美術評論家の久保貞次郎氏(1909~1996年)が各国で収集して持ち帰った絵で、一時行方が分からなくなっていた。戦火の拡大が進む時代の中でも、子供たちが生き生きと伸びやかに表現していた様子が伝わる。会期中はワークショップなどもある。久保氏は創造美育協会の設立など戦後の日本の美術教育を牽引し、町田市立国際版画美術館館長なども務めた。戦時下の1938年、米国や英国などに出掛け3000点の児童画を収集し帰国。その後、各地に貸し出されるなどして散逸し、行方が分からなくなっていたが、久保家に約300点だけ保存されているのが見つかり、昨年久保コレクション展が開催された。大内野町と綾部市で風の子共同保育園を運営するNPO法人ひとなす風のこっこ代表の和田きよみさんは、子供たちの絵画活動に力を入れており、同展で生き生きと描かれた絵を見て紹介しよう企画。70年前の日本の子供たちが主に写生画を描いたのとは異なる自由な絵の世界に驚いた。ノルウェーやスリランカなど、20カ国の10歳前後の子供たちの作品を展示する。自転車レース、坑夫などを色鉛筆や絵の具などで仕上げた絵はどれも楽しく、表現する喜びが伝わる。和田さんは「絵から子供たち一人一人が尊重され、大人たちと心を通わせている様子が分かります。いま大人たちは決めつけを持って子供たちに接しているのでは。絵に触れて子供への見方を広げてほしい」と話す。午前10時~午後4時。入場無料。展示に合わせ5日は子供の絵を囲んでの個人懇談会。子供の絵の持参を。参加費1000円。6日午前は学習会、午後は講演とワークショップ。参加対象は大人。費用は1000円。講師は児童美術研究家の高森俊さん。
【問い合わせ】電話76・4972、同法人

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