10月5日、開眼法要 桂林寺 大観音像迎える 被災地の復興応援バザーも【舞鶴】
投稿日時:2014年09月26日(金)
紺屋の桂林寺(能登春夫住職)に安置される十一面観音像が完成し、10月5日、同寺で開眼法要が営まれる。台座を含めた高さ5メートルの観音像と天井絵図が披露され、清水寺の森清範貫主の記念講演や、東日本大震災や各地の豪雨災害の被災者を支援する復興応援バザーも行なわれる。だれでも参加できる。心の荒廃や孤立化が進む混迷の社会にあって、関わる人たちに寄り添い導く心を持つことを願う観音仏に礼拝して、そうした心を育んでほしいと、加佐西国観音霊場第三十一番札所になっている同寺に観音像を迎えることにした。2012年から檀家や市民たちに浄財の寄進を呼びかけた。像は木造淡彩色仕上げ、像高は約3メートル。京都市に工房を持つ京都大仏師の松本明慶さんが制作にあたった。安置する本堂の天井の絵図は、舞鶴出身で東京藝術大学を卒業した画家の高井美香さん=千葉県在住=が描いた。開眼法要は午前9時の打ち上げ花火を合図に、同10時から曹洞宗大本山總持寺の江川辰三貫首が導師を務め営まれる。記念講演は同11時半から、バザーは午後0時半から行なわれる。同寺梅花講や婦人会を中心にした人たちが手作りしたお地蔵人形やフクロウの小物、絵手紙などを販売する。能登住職は「観音さまを信じ祈ることで、他者に寄り添う心を教わることができます。多くの方に来ていただき参拝していただければ」と話している。
【問い合わせ】電話75・0168、同寺
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