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10月19日に「高専ロボコン近畿地区大会」 舞鶴高専2チーム、地元開催の有利さ生かし優勝めざす 【舞鶴のニュース】

10月19日に「高専ロボコン近畿地区大会」 舞鶴高専2チーム、地元開催の有利さ生かし優勝めざす 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年10月14日(火)

ロボットを組み立てる舞鶴高専の学生たち

 高専の学生が自ら考案したロボットで競技する「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2003近畿地区大会」(高等専門学校協会連合会、NHKなど主催)が、10月19日、上安久の文化公園体育館で開催される。舞鶴を会場とした近畿大会は7年ぶりで、地元の舞鶴高専からは2チームが出場する。学生らは「地元開催を力にして優勝し、全国大会に進みたい」と張り切っている。
 大会は、独創的なアイデアでものづくりの面白さを体験してもらおうと、今年で16回目を迎えた。全国の高専62校が参加し、各地区の予選を勝ち抜いた24チームが11月23日の全国大会に出場する。
 近畿地区大会には7校から2チームずつ参加。舞鶴高専は15回目の出場で、これまで全国大会でベスト4や技術賞を受けた。競技は発泡スチロール製の2種類のオブジェを、ロボットがつかみ、3分間内にオブジェ台に多く入れた方が勝ち。トーナメント方式で争い、優勝チームのほか、1回戦で負けてもその発想力などが評価されれば、2チームも全国へ進出できる。
 舞鶴高専からは、「技術科学研究会」の主体のAチーム、「電子制御研究会」主体のBチームが出場する。Aチームはキャタピラで移動し、つかんだオブジェをローラーで投げる方式で製作。Bチームは6つのタイヤを付けて移動し、オブジェをアームでつかんで入れるロボットを組み立てた。
 Aチーム代表の電子制御工学科4年の野間亮佑さん(19)と、Bチーム代表の同科4年の藤井崇史さん(18)は「地元開催でプレッシャーもありますが、移動時間が短くなる有利さを生かしたい」と話していた。

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