~合唱で心通わせる~ 待ち望む声と、ともに歌う 年金者組合舞鶴支部コーラスサークル「そよ風」の歌声 障害者支援施設みずなぎ学園を一昨年から定期的に訪問【舞鶴】
投稿日時:2010年10月22日(金)
年金者組合舞鶴支部のコーラスサークル「そよ風」(三宅あき代表)が、丸田の障害者支援施設「みずなぎ学園」を定期的に訪問し、合唱を通して障害者との交流を深めている。利用者たちもサークルの来園を楽しみに待ち望み、曲をリクエストして、アコーディオンの伴奏で一緒に歌声を響かせている。 そよ風は年金受給者らでつくる舞鶴支部のメンバーで2001年に結成。現在約20人が月1回の練習をして、組合の大会など年2回の発表会に出演している。このほか、特別養護老人ホームや地域の老人会なども訪れ、歌声を披露するボランティア活動も行う。 みずなぎ学園への訪問は一昨年からほぼ隔月で続ける。10月はメンバー13人が訪れ、三宅正幸さんの指揮と関本順子さんのアコーディオンの演奏に合わせ、「里の秋」「赤トンボ」などの合唱や詩の朗読をした。メンバーの中で92歳と最年長者の川﨑静子さんが作詞・作曲した「そよ風」なども披露し、手拍子をしながら一緒に歌う人もいた。 また、障害者たちがリクエストして「青い山脈」などを元気よく歌ったり、「炭坑節」の時には椅子から立ち上がり踊った。代表の三宅さんは「通ううちに顔馴染みになり、皆さん待っていてくださるようになりました」、川﨑さんは「ここでみなさんと歌うことで心がつながり、明るい気持ちになります」と話している。11月はこひつじ苑を訪れる。
写真=学園利用者と一緒に合唱するメンバーたち
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