JR東駅で 書作品 乗降客迎える 東高書道部 季節のことば共同制作【舞鶴】
投稿日時:2013年10月01日(火)
東舞鶴高校書道部の部員たちが書いた書作品が、浜のJR東舞鶴駅構内に常設展示され、乗降客を迎えている。このほど秋にふさわしい唱歌「もみじ」の歌詞の一節の作品に入れ替えられた。今後も季節に合わせて継続して飾られる。
5月に開かれた舞鶴市の市制70周年式典で、書道部が新しい舞鶴のイメージソングの歌詞を書にするパフォーマンスを披露し、出席していたJR西舞鶴駅長の稲岡和則さんが、その作品を駅に展示したいと同部に依頼。7月中旬から管轄する東駅の改札を入ったガラス窓の壁面に置いた。
秋バージョンに替えようと、部長の井本亜土さん(17)、福原真弓さん(16)、磯野茜さん(同)の2年生部員が制作を担当。高野辰之が作詞した「もみじ」の冒頭の「秋の夕日 照る山 紅葉」などの歌詞を、縦1・7メートル、横約3メートルの紙に書いた。ボードの駅構内の面に歌詞を、建物外から見える面に「ようこそ東舞鶴駅へ」と書いて貼った。
井本さんは「だれでも秋をイメージしやすいこの歌詞を選びました。観光客も利用する駅に展示する機会をいただきうれしい」、福原さんは「温かみを出そうと夕日をイメージした黄色を背景に塗り、文字を書きました。駅の利用者からいつも見ているよと声をかけられ、励みになっています」と喜んでいる。
稲岡駅長は「これからも季節ごとの作品や、何かテーマに合わせた書を生徒たちにお願いし、ずっと展示を続けたい」と話していた。
写真=駅構内に展示された書
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