鹿原川土手、2匹のホタルの大模型が夜間LED発光 今年はヒメホタルも加わり自然環境啓発看板設置【舞鶴】
投稿日時:2010年04月23日(金)
地域の農地や水など環境保全に取り組む鹿原活動組織(福村一実代表)が、自然環境への関心を高めてもらう啓発看板を、今年も鹿原川土手に設置した。100倍サイズのゲンジボタルの模型に加え、ヒメホタルの模型を新たに製作し、夜間にLEDで発光している。農林水産省の事業として、舞鶴市鹿原地区では2007年から町内会や農事組合などで活動組織をつくり、田植えや生き物の観察会などを行ってきた。昨年から設置する啓発看板には、ビニール製のプレートを外枠にしたゲンジボタルの模型(2メートル)、子供たちが描いた生き物の絵が張りつけられている。府の農地・水・環境保全向上対策協議会の啓発看板・ポスターコンクールで優秀賞も受けた。昨年、地域のホタル調査を行い、山中で陸性のヒメホタルを見つけたことから、今年はヒメホタルの模型(50センチ)も製作。発光の間隔も本物と同じにし、ゲンジボタルは2秒に1回、ヒメホタルは0.5秒に1回点灯するようにした。4月18日に住民たちが集まる中、点灯式を開いた。11月末まで日没後の6時間、自動的に点滅する。
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