鹿原の金剛院で恒例の名物「大根だき」 紅葉狩りの観光客ら舌鼓 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2003年11月21日(金)
紅葉の美しい鹿原の金剛院(松尾法空住職)で恒例の名物「大根だき」が始まり、11月16日には紅葉狩りに訪れた観光客らが、「無病息災」を願って、熱々の大根に舌鼓を打っていた=写真。大根だきは同23、24日にも催される。
「関西花の寺」3番としても知られる同院では、12年前から紅葉のシーズンに合わせて「大根だき」が行われており、いまでは晩秋の風物詩として知られるようになった。材料の大根の栽培、調理、販売までの一切は、河辺地区の観音寺(松尾住職兼任)の檀徒総代(山本信行総代表)を中心に運営、接待は同婦人部の10人が当たっている。
この日は天候にも恵まれ、朝からマイカーの家族連れや女性グループのほか、大阪方面から大型バス25台の団体観光客も訪れた。大阪から来た女性は「舞鶴にこんな紅葉の名所があるのは知りませんでした。名物の大根だきは売り切れで残念でした」と話していた。
寺総代で販売責任者の児玉房次郎さん(62)は「調理の仕込みは、天候に左右されるので難しい。今日は早く売り切れてうれしいですが、多くの方に食べてもらえなくて残念です」と話していた。(写真と記事 ボランティア記者・河西昭彦さん)
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