高野小4年生たちが企画 「すこやかの森」でお年寄りと交流学習会 【舞鶴】
投稿日時:2002年02月08日(金)
引土の介護老人保健施設「すこやかの森」(肥後晃施設長)に2月6日、高野小学校(水嶋純作校長)の4年生36人が訪れ、児童たちの企画でお年寄りと交流する「地域福祉交流学習会」が行われた。
舞鶴市社会福祉協議会の福祉協力校の指定を受けている高野小では、総合学習として福祉教育に取り組んでいる。また、すこやかの森では、施設の役割や高齢者への理解を深めてもらうため、児童・生徒の施設体験の受け入れ対応を検討しており、これまで両者は交流を続けている。こうした経過から、この日、交流学習会が開かれた。
交流学習会では、4年生たちが、施設見学や事前学習、福祉交流会などの準備の成果を生かして、まずお年寄りの移動介助と会場づくりを行った。会場に集まったお年寄りたちと、児童たちは「すこやか体操」を行い、「雪」「幸せなら手をたたこう」を一緒に歌った。また、お年寄りたちに「いつまでもお元気で」と書いた手作りのペンダントをプレゼントした。
この後、児童とお年寄りたちが共同で、色紙をちぎって15センチ四方の板に張り、この板を合わせて「パワフルパネル」(横1.8メートル、縦0.9メートル)を完成させた。お年寄りたちのリハビリを兼ねた制作で、児童たちはお年寄りたちに作り方を教えていた。4年生を代表して、交流学習会の進行役を務めた岩見健史君は「おじいさん、おばあさんは、とっても温かくやさしかった」と話していた。
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