高専・奥井君が山岳競技で国体へ 上位入賞でクライミング競技アピール 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年10月22日(火)
白屋の舞鶴高専電気工学科2年生の奥井健吾君(17)が、10月26日から高知県で始まる「第57回国民体育大会秋季大会」の山岳競技・クライミング少年男子の部に出場する。競技人口が少ない府北部には十分な練習施設がなく、休日に京阪神へ出掛けてトレーニングを続け、全国大会で5位に入る実力をつけた。国体で上位入賞して競技をアピールし、学校にクラブと施設を作りたいと願っている。
クライミングは、強化プラスチック製の高さ15メートルの人口壁を登る競技。人工壁の傾斜は垂直から90度以上の角度があり、石をつかんで自分の力だけで登り切る。登る際の体の姿勢や休憩の取り方などが審査される。京都市出身の奥井君は中学3年生の時、学校の先生に誘われて初めて挑戦し、登り切った時の達成感が楽しく競技にはまった。高専入学後はクラブがないので一人で続けてきた。
普段は市内の競技者が常の自宅に作った施設で練習しているが、これだけでは十分でないため休日に京都市内や滋賀県、静岡県まで遠征して練習している。昨年はジュニアオリンピック大会で5位に入賞。国体近畿ブロック予選1位となり府代表に選ばれた。奥井君は「友だちを競技に誘っても近くに練習施設がないのが障害となっています。学校にクラブを作りたい」と話していた。
このほか、国体にはソフトボール男子青年の部で行永の小谷徹さん、ソフトテニス少年女子の部で東舞鶴高校3年の四方美佳さん、同3年の瀬野真喜さんも出場する。
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