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高専ロボコン全国大会へ3年連続11回目の出場 舞鶴高専チームが2台のロボットがダンスを踊る【舞鶴】

高専ロボコン全国大会へ3年連続11回目の出場 舞鶴高専チームが2台のロボットがダンスを踊る【舞鶴】

投稿日時:2009年11月10日(火)

2台のロボットと出場チームの学生たち

 11月22日に東京都内で開かれる高専生のロボットコンテスト2009全国大会に、舞鶴高専チームの創造技術研究会が3年連続、11回目の出場をする。2台の歩行ロボットがカップルを組んでダンスを踊る競技課題に、舞鶴高専の平安時代の男女をイメージしたロボット「鶴恋慕(カクレンボ)」は近畿地区大会で、見事なパフォーマンスを披露して会場を沸かせ、「ベストカップル賞」を受賞し出場権を得た。「鶴恋慕」は、平安貴族をイメージした男子のロボット、巫女をイメージした女子のロボットのカップル。高さは約1.3メートル。戦いから戻った男が女に再会し、髪飾りのプレゼントをする物語の設定の中で、無線で操縦する男のロボットと、自動制御の女のロボットが動きを合わせ踊る。近畿地区大会ではベスト8で敗退したが、2台が扇子を手に5回転するパフォーマンスを見せ高い評価を受けた。チームメンバーは電子制御工学科5年の西本淳一さん(20)と赤松陽介さん(同)、同4年の藤田雅彦さん(18)。アルミなどを主な骨組みとし、人の動きに近づけるため上半身には関節部分を多様した。ダンスなどの制御プログラムづくりに時間がかかった。藤田さんは「自然な踊りの動きができるロボットができた。全国大会でも最も観客を沸かせたチームに与えられるロボコン大賞を目指したい」、リーダーの西本さんは「地区大会では断トツのパフォーマンスで異色の存在のロボットでした。全国でも観客に楽しんでもらえれば」と話していた。

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