高み目指して次の舞台へ
舞鶴ひまわりテニスクラブ・3ペア6人が西日本大会に
「目指すものがあると上手くなる」
のびのびプレーで躍動を
投稿日時:2022年10月07日(金)
舞鶴ひまわりテニスクラブ(南部照一代表)に所属する6選手が、10月15日~16日に香川県で開催される「第16回西日本小学生ソフトテニス大会」に出場する。日ごろの練習成果を発揮し府大会で躍動した3ペアは、新たな舞台での活躍を誓い日々練習に励んでいる。
8月に秋田県で行われた「第39回全日本小学生ソフトテニス選手権大会」にも、所属選手である吉田智咲さん(中筋小6年)・那須柚月さん(中舞鶴小6年)ペアと前田蓮夏さん(倉梯小5年)・松山穂乃香さん(同)ペアが出場した同テニスクラブ。コロナ禍で練習にも制限が設けられた時期も乗り越え、名門クラブとしての立ち位置を盤石なものとしている。
今回は、全国大会出場の2ペアに加え、平岡侑馬さん(中筋小5年)・山口陽向さん(倉梯第二小5年)ペアの計3ペア6人が京都府予選を勝ち上がり、西日本大会に出場することになった。
吉田・那須ペアは、5月と8月に行われた府大会で決勝戦まで進んだもののいずれも惜敗。しかし、悔しさを糧にして府下屈指の実力を着実に向上させている。また、前田・松山ペアと平岡ペアは共に5年生でありながら躍進。府代表選手として、次のステップに向けて鍛錬を重ねる日々だ。
クラブの中心選手として飛躍を誓う吉田さんは、友人の影響を受けて小1からソフトテニスを始めたという。最初は下手だったけど、上手くなってきてテニスが楽しい」と笑顔を見せる吉田さんの得意なプレーは、ネット際に落とすスライスを打つこと。「去年は中止で悲しい思いをしたが、今年は思いっきり自分たちのプレーをしたい。ベスト4を目指して頑張る」と力を込める。
また、兄の影響で小1から始めたという平岡さんは、「最初は下手で怒られてばっかりだった」と振り返り、「上手くなるにつれて、だんだんと楽しくなってきた」と笑みをこぼす。自分の強みを「思いっきり振り切っていい決め球を打つこと」と分析する平岡さんは「自分の実力を試せる良い機会。ベスト4を目指して思いっきりプレーしたい」と決意を示した。
同クラブの南部代表は、大会出場を決めた3ペアを「向上心旺盛で練習熱心、ペアとしての心意気にも一段と高まりと熱さが感じられるようになってきた」と評し、「目指すものがあると選手たちは頑張るし上手くなる。私はアドバイスをするだけで、みんな自分自身の力で上手くなっている。大会では、挑戦者としての気持ちを大切にして、大きな舞台でのびのびとプレーしてほしい」と期待を寄せた。
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