障害者働く古本屋 大雪で売り上げ激減 ブックハウスほのぼの屋 2月28日まで半額セール【舞鶴】
投稿日時:2012年02月21日(火)
社会福祉法人まいづる福祉会が運営する舞鶴市行永のブックハウスほのぼの屋が、古本などの商品の半額と三角くじセールを始めた。今冬の大雪で売り上げが激減し、働く障害者たちの給料に大きく響いており、この時期に初めて値下げを行って懸命に来店を呼びかけている。 1998年オープンの同店は古本屋として営業し、障害を持つ8人が本の整理や販売などの仕事に取り組み、収益から賃金を得ている。写真集や美術書、マンガなども揃い、格安で掘り出しものもあることから、福祉と関係のなかった市民も買い物に訪れている。 平均して月に約12万円の売り上げがあるが、この大雪の影響で1日に5人の来店者だけや売り上げが0~数百円の日もあり、約半分程度に減っている。 2月28日までのセール期間中は単行本、文庫、CD、レコードなどが半額(50円の商品などは除く)になる。買い物額500円に応じて1枚のくじが引け、買い物券があたる。 指導員の伊藤薫平さんは「ネット販売もしていますが、地域の方とふれあえる活動をしようと始めた店なので、店舗販売を大切にしたい」と話す。不要な本の提供も呼びかけている。営業は午前10時~午後7時。水曜休み。
【問い合わせ】電話62・1010、同店
写真=2万点のマンガ、文庫などが並ぶほのぼの屋
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