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防犯呼びかけに遊び心を<br>舞鶴署・ペーパークラフトで<br>作る警察車輛<br>警備用大型輸送車を精密に再現

防犯呼びかけに遊び心を
舞鶴署・ペーパークラフトで
作る警察車輛
警備用大型輸送車を精密に再現

投稿日時:2021年09月10日(金)

 舞鶴署で、警備用大型輸送車のペーパークラフトが人気を集めている。
 細部までのディティールにこだわった作品は、同署警務課広聴相談係長、小川隆さん(56)の手によるものだ。小川さんが設計した展開図は、本物の車両と同じ縮尺になるように表計算ソフトのエクセルを使用して描き出した。網が張られた窓など、マス目を使っての表現がしやすかったから使用したのだという。
 警備用の大型輸送車は、基本的に警察署に1台ずつ配備されており、舞鶴署では東庁舎に置かれている。実際の色目の再現にもこだわった作品は、舞鶴防犯協会の協力を得て1000部作成。表面では、特殊詐欺被害防止に向けての注意が呼びかけられている。
 もともと、絵を描いたりモノづくりをしたりするのが好きだったという小川さん。作品作りに初めて取り組んだのは、前任地の福知山署でのことだった。
 子ども連れで来庁した人のために、同署にキッズコーナーを設けることになり、簡単に作れるペーパークラフトの作成を思いついた。
 以来、毎年新たな作品を作ってきた小川さん。平成31年から赴任した舞鶴署では、舞鶴防犯協会の協力も得て凝った作品を完成させてきた。
 コロナ禍でリモートワークを余儀なくされた昨年には「何か自宅からでもできることを」と、実在はしない災害警備車両をデザイン。この時は、自動車愛好家が作品を求めて来庁するなど人気を博したが、小川さんは「少し複雑すぎて子どもさんが作るには難しかったです」と笑顔を見せる。
 当直の折にコツコツ作ったという今回の「輸送車」は、完成までにおよそ20時間を要した。「空いた時間をできる限り有効に使いたいと思って取り組んでいます」と話す小川さんは、今後の継続的な作品づくりに意欲を見せる。
 特殊詐欺被害の防止に一役買う署員の「一芸」。その精巧な作品を手に取ってみてはいかがだろうか。

ペーパークラフトを手に防犯を呼びかける小川さん
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