豊かな自然が感性育む
池内小1年・櫻井結斗くんが3つの府知事賞
応募した5作品すべて受賞に輝く快挙
投稿日時:2021年12月17日(金)
池内小に通う櫻井結斗くん(1年)が、府内他で開催の絵画コンクール等で次々と優秀な成績を収めている。表彰を受けた作品は、市のコンクールを皮切りに計5点。櫻井くんは、今年度応募した作品すべてで受賞する快挙を成し遂げた。
櫻井くんが応募したのは、「まいづる環境絵画コンクール2021」をはじめ、「農と水と環境を守る子ども絵画コンクール」・「令和3年度京都府『海の子』作品展」・「令和3年度京都府統計グラフコンクール」・「住友生命保険相互会社主催『第44回こども絵画コンクール』」の5点。そのうち府が関係する3コンクールでは、全てが最高賞の府知事賞を受賞。7万点近い応募があった住友生命主催のコンクールでは、京都府代表となり秀作賞に輝いた。
作品すべてが、池内周辺の自然を中心とした身近なものを題材とした。変わり種の「統計グラフコンクール」では、「カブトムシとクワガタはどっちがくいしんぼう?」のテーマでグラフを作成。好奇心から始めた観察は30日間に及んだ。結果的には、「圧倒的にカブシムシの勝ち」だったというが、「カブトムシは動きが活発だから、食べこぼしが多かったことも原因かもしれない」と鋭い観察眼も発揮していた。
元々は絵を描くのが苦手だったという櫻井くん。母・千裕さん(37)の勧めでコンクールへの応募を決めた。千裕さんは、「参加賞でももらって、自信を持つきっかけになればと思っていたが、まさかこんな結果になるとは」と驚きを隠せない様子で話した。
【大好きな自然とともに】
自然豊かな土地で伸び伸びと成長している櫻井くん。府知事賞を取った作品の一つ、「いねかり大すき」では祖父と取り組んだ農作業の模様を描いた。「とにかく田んぼや畑が大好きなんです」と千裕さんが明かす通り、テレビも見ずゲームにも興味を示さず、尽きることのない好奇心は自然に向けられている。「まいづる環境絵画コンクール2021」に入選した作品の中には、サケの稚魚を放流したことや池内川で捕まえるズガニも登場。「池内川にもゴミがたくさん落ちている」としながら櫻井くんは、豊富な自然と、ペットボトルなどのゴミとの対比を描いた。
これからもたくさんの絵を描きたいという櫻井くんは、「家の近くの風景とかを描いていきたい」と話し、コンクールへの出展にも「引き続き挑戦したい」と意欲を見せていた。
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