誕生学 子供たちに届ける ソロプチミスト舞鶴 助成金、プロジェクトに活用へ【舞鶴】
投稿日時:2015年10月13日(火)
職業を持つ女性たちでつくる国際ソロプチミスト舞鶴(齋藤伊都子会長)が、国際ソロプチミストアメリカから「女性と女児のためのソロプチミスト・クラブ助成金」に採択され、助成金1000ドルを得た。生まれてきたことの素晴らしさを伝える誕生学を、舞鶴の子供たちに届けるプロジェクトに活用する。妊娠や出産の仕組みを通して、命の誕生と生まれてくる力の素晴らしさを知るとともに、成長してきた自分を肯定的にとらえてもらおうと、誕生学協会が年齢に応じた学習プログラムを実施している。母親のおなかの中で小さな命が成長する過程をわかりやすく紹介し、自尊感情を育む。同舞鶴会員で、協会から講師認定を受けた助産師の和田法子さんが講師となり、昨年11月に小学生と保護者を対象にした誕生学サロンのほか、6月に日星高校での講演、親から虐待を受け児童養護施設で暮らす子供たちにも語ってきた。同舞鶴は今秋から誕生学をもっと多くの子供たちに伝えるプロジェクトを企画し、そのための教科書やチラシなどの活動資金として、同アメリカの助成金に申請した。世界中から67件申請があり、このほど43件の採択の1つに選ばれた。和田さんは「命の力ってすごい、たくさんの命とつながっていることを知ってもらい、自分の命と友達の命も同じく大切なんだと伝えていきたい」、齋藤会長は「今後は市教委に働きかけ、小中高校で誕生学を広げていければ」と話していた。今月には市内中学校の養護教諭の依頼を受け、先生たちを対象にした学習会を開くことにしている。
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