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誇りがつなぐ地域の明日<br>『大浦未来学』輝く子らの瞳 未来を照らす<br>大浦小児童と関係者ら 郷土の魅力をPR

誇りがつなぐ地域の明日
『大浦未来学』輝く子らの瞳 未来を照らす
大浦小児童と関係者ら 郷土の魅力をPR

投稿日時:2023年02月17日(金)

 人口減少や少子高齢化による過疎化など、地域ごとに抱える課題は少なくない。それに加えて全世界で直面する環境問題など、わが国には未来を見据えるための課題が山積している。そんな中、それらを先取りするかのように赤れんがパーク2号棟市政記念館でこのほど、「大浦未来学 みんなの参観日」が開催された。様々な「課題」が押し寄せる大浦地域について、大浦小児童らが考え、発表し、地域の持つ可能性や魅力を伝えた。

たくさんの人が訪れ、趣向を凝らした発表を楽しんだ

 総合的な学習の時間として大浦小が取り組む『大浦未来学』。学年に応じたテーマを軸に、自ら課題を発見し解決する力、情報活用能力、プレゼンテーション能力などを使って発信し、学びを深める機会としている。また保護者や地域とともに『地域や社会』について考えることを通して、『持続可能な未来の社会の創り手』としての自覚を高め、社会参画につなぐ一歩としても。
 この日は3年~6年生までの児童34人のほか、PTA、大浦夢プロジェクトの関係者らが参加。所狭しと立ち見が出るほど来場者で溢れた会場内には、高齢者から小さな子どもまでまさに老若男女が詰めかけ、みずみずしい子どもたちの発表を楽しんだ。
 ステージ発表では、3年生が地域の魅力を動画にまとめてPRし、4年生が「すてないでレンジャー」と題して食品ロスをテーマにした劇を披露。大浦の魅力あふれる「食」を伝えようと「大浦定食」を提案した6年生に続き、海洋ごみなどを活かして手作りした楽器で『未来学コンサート』を響かせた5年生が締めくくった。

行き交う来場者に対して『大浦の魅力』をPRする児童ら


 その後、一旦客席を引いた2部では、会場内がブース発表会場に早変わり。1部でそれぞれステージに立った子どもらが、次は学年ごとに趣向を凝らしたブースへと移動。ブースを訪れた人に対して、より近くで丁寧に説明した。
 児童らは会場内をうろうろする人を見つけると、手づくりのボードなどを手に積極的に声をかけ『大浦の魅力』をPR。元気よく声をかけながらも決して一方通行の発信ではなく、『相手の話や意見を聞く』といった会話のキャッチボールも忘れない。
 「たくさんの人で緊張しました」と振り返る5年生の山﨑あさひさん(11)は、「発表前にクラスのみんなで掌に『人、人、人』っていっぱい書きました」と、堂々と発表するための『秘策』を明かす。続けて「5年生8人は男女関係なくみんな仲良し。みんなで考えてアイデアを出し合って、褒められた時とかは嬉しい」と笑顔を見せると、「自分たちの大好きな大浦の良い所をたくさん知ってもらいたい」と目を輝かせた。
 会場に訪れた大浦地域の高齢者は「子どもたちの元気な取り組みにとても勇気づけられた」と顔をほころばせ、「どこの集落も人が減って心配な部分はある。でも今日は(子どもたちの発表を見て)自分も『頑張らなイカン』と前向きで明るい気持ちになりました」と話した。
 大浦地域活性化センターの森下直哉所長は、「この地域は、決して舞鶴の小さな片隅ではありません。伊根町と同等の面積と人口があり、自分たちの力で地域を良くすることが可能です」といい「子どもたちのように、住民のみなさんが『わたしたちの大浦地域』と自信をもって語り、力を合わせれば、素晴らしい地域づくりが進められると感じています」と力を込めた。

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