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西高1年の小宮山さん(囲碁将棋部) 府大会で3位入賞、全国大会へ【舞鶴】

西高1年の小宮山さん(囲碁将棋部) 府大会で3位入賞、全国大会へ【舞鶴】

投稿日時:2004年05月18日(火)

部活動で指し手を考える小宮山さん

 西舞鶴高校(北野茂校長)の囲碁将棋部の一年生部員、小宮山舞さん(15)=余部上=が、第40回全国高校将棋京都府選手権大会の女子個人戦で3位に入賞し、7月の全国大会(日本高等学校芸術文化連盟主催)の出場権を手にした。同高の囲碁将棋部からの全国大会出場は、昭和48年の男子団体以来30年ぶり。小宮山さんは「まず1勝を」と棋譜の研究に励んでいる。小宮山さんは中学2年のころ、父の裕さんの手ほどきを受けて将棋を覚えた。最初は負けてばかりだったが何度も対戦しているうちに勝てるようになった。高校受験に専念するため一時遠ざかったが、高校ではもっと強くなろうと、卓球部と掛け持ちで同部に入部。部員19人の中で唯一の女子部員となった。今月(5月)9日に京都市内で府大会があり、女子個人戦に10人が出場した。予選で3勝1敗とし決勝トーナメントに進出。初戦で負けたが3位決定戦で勝った。全ての勝負で得意とする棒銀の戦法で指した。日ごろは週2回のクラブ活動と、自宅で好きな女流棋士の棋譜を見て研究している。小宮山さんは「府大会では1つ勝てればいいと思っていたので結果にびっくり。粘り強くあきらめずに指したのがよかったのかも。次はミスしないように冷静に指したい」と話していた。顧問の古川博也教諭は「荒削りだが1局の中にキラリと光る指し手があり、これから強くなっていく」とエールを送っている。全国大会は7月30、31日、徳島県阿南市で開かれる。

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