西高放送部が15年連続出場 NHK杯全国高校放送コンテスト【舞鶴】
投稿日時:2005年07月19日(火)
引土の西舞鶴高校放送部が、7月22日から東京都内で開かれる「第52回NHK杯全国高等学校放送コンテスト」のアナウンス部門とラジオドキュメント部門に、府代表として出場する。これで15年連続の出場をなし遂げた。全国大会の舞台に立てる喜びを表す一方で、新入部員が今年はいないため、部員勧誘の弾みにもしたいとしている。府コンテストは6月11、12日に宇治市の文教大学で開かれ、同高放送部の2年生、石間昭裕君(17)=引土=がアナウンス部門で4位、同部の3年生、永野敬子さん(17)=引土=と2年生、太田瞳さん(16)=上安久=、同、品田裕美さん(16)=下福井=が製作した番組「灯台下暗し」がラジオドキュメント部門で三位に入った。石間君は同級生の水泳部員の水泳に取り組む姿を、1分半の放送原稿にまとめ、アナウンスした。同級生が1歳で水泳を始めたころや、その後中断をして小学生で再開し、前向きな姿勢で練習に励む様子をポイントに原稿を作った。マイクを使って原稿を読み、本番さながらの練習を繰り返した。石間君は「全国大会では悔いのないように臨みたい」と話している。ラジオドキュメント部門の3人は西舞鶴地区のえびす市を題材にし、身の回りにある文化や行事などに関心を向け、大切に守ってほしいとのメッセージを込めた番組を製作した。えびす神社に詳しい地元の人からえびす市の由来、歴史などを聞いたほか、昨年11月のえびす市を取材し、市民から世代別に質問した。約半年の時間をかけてじっくりを作ったが、構成を考えるのが一番苦労した。2年生の2人がナレーションを務め、約7分の作品に仕上げた。前部長の永野さんは「連続出場はプレッシャーとなりましたが、苦労した分いい結果を出すことができうれしい。1年生の部員がいないので、ぜひ入部してほしい」と話していた。
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