西運動広場、国から市へ 旧軍用地 2017年度に譲渡 多目的グラウンドやテニスコート備える 都市公園へ整備【舞鶴】
投稿日時:2014年06月03日(火)
西運動広場として利用されている上安久の国有地が、舞鶴市に2017年度に無償譲渡されることになった。財務省の諮問機関旧軍港市国有財産処理審議会が、市への譲渡を認めることをこのほど近畿財務局に答申した。戦時中は旧舞鶴海軍工廠の資材置き場だったが、市は多目的グラウンドなどを備えた正式の都市公園として整備する。
国有地の面積は4・76ヘクタール。市が1976年に管理委託を受け、大学誘致の候補地としていたが、この間は土を仮に敷いただけの運動広場として市民に開放。子供や中学生のクラブ、老人会らがサッカー、野球、グラウンドゴルフなどの場として活用している。
その後、市は大学誘致を断念し、国に都市公園用地として譲渡を求めてきた。旧軍港市転換法にもとづき譲渡が決まった。
市管財契約課によると、今年度に実施設計を行い、15、16年度に着工する。多目的グラウンド2面、テニスコート4面、芝生広場、拡張した142台分の舗装駐車場を整備する計画。
写真左=市への譲渡が決まった西運動広場
写真右=市の利用計画図
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