被災地へ折り鶴5610羽 内7中学校と支援学校中学部 舞中8絆プロジェクト【舞鶴】
投稿日時:2011年10月25日(火)
東日本大震災の被災地支援活動として、市内の7中学校と舞鶴支援学校中学部の全生徒が、励ましのメッセージを書いた折り鶴を作り、10月21日、伊佐津の西駅交流センターに持ち寄った。折り鶴の総数は5610羽で、義援金も19万6197円が寄せられた。今年8月に開かれた「中学生の集い」で、東日本大震災の復興支援について話し合い、青葉中生徒会から被災地の中学校に折り鶴を送ったたことが報告された。この取り組みを「舞中8絆プロジェクト」として、市内全校で一斉に行うことを決め、10月14日、生徒たちが大震災のニュース映像などを見て学習した後、心を込めて折り鶴を作った。この日、各校の生徒代表が、折り鶴を持ち寄り、取り組みの成果を報告。城北中では、地域の人たちからも折り鶴が届いたほか、各校もクラス単位で目標数を決めて折ったという。また、すでに折り鶴を被災地に送った青葉中からは全校生が1人ずつ応援メッセージを書いた色紙の綴りを作った。また、義援金は、アルミ缶回収や校内での募金活動で集めたことが報告された。折り鶴と義援金は10月26日、市教委を通じて宮城県名取市教委に送り、同市の小、中学校に届けられる。青葉中2年の山﨑万緒さん(14)は「折り鶴で、被災地の同年代の仲間と、心が繋がっていることを伝えたい」と話していた。
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