被災地の復興願ってエール 5月21、22日舞鶴公園 第20回まいづる細川幽斎田辺城まつり ゆるキャラ勢揃いで応援、募金活動も 夕食会、武者行列 細川元総理夫妻も初参加【舞鶴】
投稿日時:2011年05月17日(火)
20回目を迎えるまいづる細川幽斎田辺城まつりが5月22日、南田辺の舞鶴公園一帯で繰り広げられる。前夜祭の21日には幽斎の子孫である細川護煕元総理夫妻を囲んでの夕食会、松尾寺の仏舞の披露、22日は佳代子夫人が幽斎の奥方に扮して武者行列に参加する。また、東日本大震災の被災地の復興を願って、ゆうさいくんらゆるキャラが勢揃いして応援メッセージを送る。 城下町の歴史を持つ舞鶴で、町衆の伝統と文化を楽しんでもらうイベントとして、田辺城城門の再建を機に、西地区の住民たちが中心になって始めた。田辺城を築いた細川幽斎が、慶長5(1600)年の関ヶ原の戦いの2カ月前、敵1万5千の兵に対してわずか500の兵で、城に籠城した史実を軸にまつりを展開する。 昨年、佳代子夫人が舞鶴で講演したのを縁に、幽斎の子孫である細川夫妻が初めて祭りに参加することになった。21日、舞鶴グランドホテルで市民と夕食をともにし、前夜祭会場の舞鶴公園を訪れる。復興を祈って園児が描いた絵灯籠200基が灯り、国指定重要無形民俗文化財「松尾寺の仏舞」が演じられる。22日は佳代子夫人が幽斎の妻の麝香に扮し、武者とともに行列に加わる。 また、今回は東日本大震災を受け被災地を支援しようと、夕食会の参加費の一部やまつり関係者から寄せられた義援金を被災地へ送る。当日会場でも募金箱を設置し募金を呼びかける。細川幽斎のイメージキャラクター「ゆうさいくん」ほか、地元のゆるキャラなど10体が集合し被災地へエールを送る。 前夜祭は午後6時50分から。22日は午前9時~午後4時。小学生による講談籠城の一席、吹奏楽演奏、韓国サムルノリの演奏、府無形民俗文化財の神崎の扇踊り、よさこい踊り、物産展などがある。 雨天の場合は西市民プラザとマナイ商店街で一部のイベントが行われる。
【問い合わせ】電話75・0933、舞鶴商工振興会内の実行委員会事務局
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める