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英語で交流、米国人来鶴 教会で英会話教える3人 グレイスヴィルを訪問 国際交流協会 島さんが案内【舞鶴】

英語で交流、米国人来鶴 教会で英会話教える3人 グレイスヴィルを訪問 国際交流協会 島さんが案内【舞鶴】

投稿日時:2014年11月07日(金)

MOA美術館奨励賞の坂根さんの絵

 米国の教会で移民などの外国人に英会話などをボランティアで教えている米国女性3人が来鶴、NPO法人舞鶴国際交流協会の英会話教室で指導したり、布敷の特別養護老人ホーム「グレイスヴィルまいづる」を訪れ、お年寄りたちと交流した。同協会事務局員の島かずみさん(61)が約110前、夫の転勤に同行して米国テキサス州ダラスなどで暮らした。プロテスタント教会で、米国に短期滞在する外国人、移民たちを対象に無料で英会話を教える教室があり、島さんも通った。30カ国以上の生徒を受け入れるバージニア州リッチモンド市の教会で習った時、講師だった女性たちと親しくなり、帰国後もメールで近況をやりとりし、2年前には米国を訪れ再会した。今回は大学でフランス語を教えるコリーン・グエンさん、キティ・ニールさん、エリザベス・ラファティさんが日本文化を学び、舞鶴と京都、東京にいる元受講生との交流を計画。10月28日~11月2日まで舞鶴に滞在し、夕食会で市民と交流したり、宮津市の暁星高校の英会話授業に参加するなどした。グレイスヴィルでは淡路由紀子施設長から施設の概要の説明を受け、お年寄りと英語で簡単な会話を交し、日本の「さくら」の歌を聞かせてもらった。同施設で行なう放課後児童クラブの小学生とも交流した。島さんは「教会では米国の文化と生活も体験でき、社会奉仕に熱心に取り組むボランティアの姿勢に触れ、こうした人になりたいと思いました」と話す。ニールさんは「グレイスヴィルはお年寄りが尊敬され大切にされており、温かい家のように感じました。舞鶴でいい体験ができました」と喜んでいた。

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