舞鶴TMO、「エイブルカード」名刺発売 「みずなぎ学園」利用者がデザイン 【舞鶴】
投稿日時:2004年12月10日(金)
中心市街地の活性化に取り組む舞鶴TMOは、地域の障害者の社会参加を支援する事業として、「エイブルカード」の名刺を発売した。知的障害者授産施設「みずなぎ学園」の利用者が描いた絵画を片面に印刷し、もう片面に事業所や氏名を記入できる。東西の商店街で1セット(100枚つづり)800円で販売している。収益金の一部は作者に還元される。まちづくりを考えるNPOや商店主、福祉関係者らのネットワークの話し合いの中で、障害者の様々な才能を社会参加に役立てる機会をつくろうと、今回はみずなぎ学園とタイアップして、障害者が描いた絵「エイブル・アート」を名刺にするプロジェクトに取り組んだ。また、その名刺を店舗で販売することで、商店街を訪れてもらえればと企画した。「エイブル」は「可能性」という意味で、障害者のアートから可能性を見いだし、アートを通して人間性を回復させる試みとして関心を集めている。学園で10点を選んでもらい、TMOが選んだ1点を名刺カードに印刷。カードは縦5.5センチ、横9.1センチ。パソコンで作れるようにとインクジェットプリンター専用紙を使った。200セット(2万枚)作成した。TMO東プロデューサーの土田幸正さん(44)は「名刺交換をする際にこの絵を話題にできます。今後もデザインを変えて続けていければ」と話していた。東西商店街の文具店などで販売中。各店で名刺作成も請け負っている。料金は2000円。
【問い合わせ】電話62・4600、舞鶴商工会議所。
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