舞鶴 平家ゆかりの歴史 10月21日 講演会 郷土資料館で企画展【舞鶴】
投稿日時:2012年10月16日(火)
平安時代末期、平家一門とゆかりのあった舞鶴の歴史を紹介する企画展が、北田辺の郷土資料館で開かれている。松尾寺や金剛院所蔵の文化財、志楽庄の一の宮である阿良須神社の大般若経などが展示されている。10月21日には講演会「清盛とその時代」がある。展示は11月11日まで。 金剛院は鳥羽天皇の皇后、美福門院によって久安(1146)年に再建され、その時奉行を務めたのが平清盛の父・忠盛で、手植えしたとされる奉行杉が残っている。松尾寺は忠盛が関係を深めた鳥羽天皇の帰依を受け、伽藍を建立したと伝わる。志楽地区は清盛を領家とする荘園で志楽庄と呼ばれた。岸谷や大浦半島などには平家の落人伝説がある。 企画展では再興された金剛院の様子を描いた真景図、市内で唯一の国宝である松尾寺の普賢延命像の複製画、平家の護持仏だったと伝えられる岸谷の観音堂に祀られている観音像などが展示された。開館は午前9時~午後5時。月曜と祝日の翌日は休み。 講演会は10月21日午後1時半~同3時。神戸大学の髙橋昌明名誉教授が話す。定員100人(先着順)。無料。
【問い合わせ】電話75・8836、同館。
写真=平家とのつながりを紹介した展示資料
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