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舞鶴高専専攻科棟が完成 より高度な研究拠点に 【舞鶴のニュース】

舞鶴高専専攻科棟が完成 より高度な研究拠点に 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年05月07日(火)

 白屋の舞鶴高専専攻科棟が完成し、5月9日、関係者らが出席して、しゅん工式が開かれる。5年間の本科を終えて入学した学生らが、より高度な技術と知識を学ぶ場として、最新の研究施設となっている。
 舞鶴高専には電気工学科や建設システム科など5年課程の本科を設けているが、最近の科学技術の高度化に対応するため、より深い専門知識と視野をもつ技術者を養成しようと、平成12年に専攻科を開設した。
 専攻科は電気・制御システム工学専攻と建設・生産システム工学専攻の2科。2年間の課程を修了して大学評価の審査を経て、大学の工学部卒業者と同様の学士が取得できる。実験や実習などを重視した教育内容となっている。現在の学生数は電気・制御専攻が1、2年生の計20人、建設・生産専攻が計21人。
 専攻科棟は図書館棟の南側に建設。鉄筋コンクリート造り三階建て、建築面積は401.7平方メートル。1階は実験室、2階には演習室やセミナー室、3階は講義室や教官研究室などがある。外観は赤れんがを模した外壁タイル張りとした。総工費は約3億円。
 本科の施設と異なって建物への出入りが少ないため、各階とも防犯監視カメラを設置し、インターネットのパソコン画面でその映像を見ることができる。2、3階には電磁調理器などを備えたリフレッシュコーナーがあり、学生たちが自分でコーヒーなどをつくるのに利用できるようになっている。
 5月9日午後3時から現地でしゅん工式を開き、関係者らが完成を祝ってテープカットなどをする。

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