舞鶴署、年末特別警戒スタート 啓発看板入れ替え「カギかけが かんじんです 」【舞鶴】
投稿日時:2008年12月02日(火)
12月1日からスタートした舞鶴署の年末特別警戒活動に合わせ、南田辺の同署庁舎壁面の防犯啓発看板が、新しく入れ替わった。山伏姿の子供が勧進帳を広げている場面が描かれ、「防犯はカギかけが かんじんです」と呼びけている。 防犯啓発看板は、舞鶴防犯推進委員協議会(瀧口國雄会長)が製作して設置している。縦2メートル、横3メートルの大きさで、これまでの自転車盗防止を呼びかける看板から年末特別警戒に合わせた看板に入れ替えた。 「特別警戒実施中」の見出しに、歌舞伎の勧進帳からヒントを得たイラスト画が描かれている。同協議会の公文名支部長、田中實さん(65)が、水性ペイントで描き、「勧進帳」と掛けた標語「防犯はカギかけが かんじんです」も考え出した。看板は夜間ライトアップされる。 舞鶴署によると、今年10月までの管内での刑法犯認知件数は1016件(前年同期比6件減)で、このうち自転車盗279件を含む街頭犯罪件数は497件(同11件減)。自転車盗が前年同期比36件増となっていることから、自転車盗防止や振り込め詐欺抑止、交通事故防止などを重点に警戒活動にあたる。
写真=山伏姿の子供が勧進帳を広げている場面が描かれた防犯啓発看板
【舞鶴】
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