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舞鶴湾の夏の味覚「育成岩ガキ 」 身も大きく順調に生育、出荷が始まる【舞鶴】

舞鶴湾の夏の味覚「育成岩ガキ 」 身も大きく順調に生育、出荷が始まる【舞鶴】

投稿日時:2009年05月22日(金)

岩ガキの出荷に向けた作業の様子

 舞鶴湾の夏の味覚として知られる育成岩ガキの出荷が、5月21日から始まった。数は例年に比べて半分程度だが、身は大きく順調に生育している。7月下旬まで約1万6000個を出荷する予定。天然岩ガキに比べると身が約1.5倍と大きく、育成期間も3年と短く早く市場に出荷できる。舞鶴かき組合(大下敏明会長)岩がき部会(組合員16人)が、青井などの舞鶴湾内で筏にロープを吊って育てる。伊根なども含め府内で昨年は約4万1000個を出荷した。3年前、海洋センターで種苗生産中に発生したヒラムシが貝に入って大量死し、出荷予定数が減少。それでも380~400グラム(殻付き)、大きなものでは900グラムにまで育った。組合員たちが筏の上で貝からホヤなどを取り除く作業をし、府魚連舞鶴市場に持ち込み殺菌処理をした。主に京都などに出荷される。大下組合長は「プランクトンの多い舞鶴湾で大きく育った岩ガキを味わって」と話す。

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