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舞鶴東ロータリークラブ<br>「舞鶴高専ジュニアドクター育成塾」に実験装置を寄贈

舞鶴東ロータリークラブ
「舞鶴高専ジュニアドクター育成塾」に実験装置を寄贈

投稿日時:2022年11月01日(火)

 舞鶴東ロータリークラブ(川勝邦夫会長)がこのほど、舞鶴高専が取り組む「ジュニアドクター育成塾」に対して実験装置を寄贈した。早速10月15日には舞鶴高専で、贈られた液状化現象実験装置4台を使用した育成塾を開講。受講生は、地震発生時に地盤が液体状になる「液状化現象」を実際に体験し、自然災害に対する理解を深めていた。
 この日、熱心に受講する子どもたちの様子を前にした川勝会長は「育成塾での受講を契機にドクター目指して頑張ってほしい」と目を細めると「今後も必要に応じて、継続的な支援を続けていきたい」と力を込めた。
 「ジュニアドクター育成塾」とは、理系の優れた能力を秘めた児童・生徒を発掘し、その能力を育てる取り組みについて、文科省所管の科学技術振興機構が最大5年間支援を行うもの。舞鶴高専は、「多自然居住地域における理工系人材の発掘と世界に羽ばたく人材育成プログラム」を掲げ令和元年に採択された。現在4期生となる京都府ほか兵庫県・滋賀県・福井県から集まった小学5年生~中学3年生までの受講生が、様々な学習に励み課題に取り組むなどしている。
 同校の自然科学部門上杉智子教授は「ジュニアドクターは5年で終わってしまう。その後も何らかの形で続けていきたいので、こうした支援はとても心強くありがたいです」と話した。

「液状化現象」の実験をする子どもたち
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