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舞鶴商議所「一店逸品」づくり事業 店の魅力発信、商店街ガイドブック作成へ【舞鶴】

舞鶴商議所「一店逸品」づくり事業 店の魅力発信、商店街ガイドブック作成へ【舞鶴】

投稿日時:2009年11月17日(火)

掲載商品の品評をする委員たち

 舞鶴商工会議所が、市からの委託を受けた商店街「一店逸品」づくり事業で、商店街ガイドブックの作成に取り組んでいる。市内8商店街と市と連携しプロジェクト実行委員会を立ち上げ、参加申し込みのあった117店舗のこだわりの一品やサービス、商店主にまで焦点を当てて紹介する。これまで知られていない商品なども掘り起こし、各店の魅力の発信と新商品の開発につなげたいとする。12月内に完成の予定。同会議所は昨年、「商人応援事業」として各店を回って課題や要望を聞き取り、専門のアドバイザーを派遣して支援する活動を実施。その延長として個々の店の魅力を発信するためのガイドブックの作成を決め、8商店街の代表、市、経営企画などに携わるアドバイザー、デザイナーらで6月、実行委員会を組織した。8商店街の約250店舗から117店が掲載の参加を申し込み、会議所職員やアドバイザーらが9月~10月にかけ各店を訪れた。各店から掲載を希望するこだわりの一品やサービスを取材したほか、アドバイザーらが店のアピールポイントを掘り起こすなどした。そうした作業を元にA4サイズの原案の冊子を作成し、委員たちがタイトル名や構成内容を話し合ったり、掲載予定の数商品の品評などをした。女性にも手に取ってもらいやすいように、柔らかなイメージの表紙とタイトルを考案。東地区はノスタルジックなどの特徴を、西地区は歴史的な魅力を切り口にした紙面づくりに取り組む。4500部発行の予定で市内の観光、宿泊施設などに無料で配布する。また、ホームページなどでも掲載したいとする。同会議所は「知る人ぞ知るユニークな商品も紹介でき、商店街の再発見のガイドになる。また新しい商品開発のヒントや意欲にもなれば」としている。

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