舞鶴出身の田主さん(茨木市)の指導で 岡田下小5・6年生が版画づくり【舞鶴】
投稿日時:2006年10月10日(火)
久田美の岡田下小学校(木下きく枝校長)の5、6年生26人が、舞鶴出身で茨木市在住の版画家、田主誠さんの指導を受けて、ふるさとの自然や人をテーマとした版画づくりに取り組んでいる。10月6日にはNHKの取材があり、その製作の様子が収録された。児童たちは寺院や養鶏などの農作業の様子をはじめ、岡田地区ならではの営みを版画にし、26点を1枚のパネルにして完成させる。 国際版画展に入選や世界の博物誌シリーズの作品発表、新聞連載など活躍する田主さんは、文化庁の学校への芸術家派遣事業によって、岡田下小に6月から指導に訪れている。児童たちの生き生きとした作品に触れて、ふるさと岡田の人と自然をテーマに大作をつくろうと発案。児童たちは夏休み中に神社やめがね橋、農作業をしている祖父などの様子をスケッチした。 その後、田主さんは9月に版木を彫る作業を指導、続いてこの日、刷りの仕上げで助言した。児童たちが万願寺甘とうの仕事の様子、由良川でのカヌー遊び、上野家などをB4サイズの作品に刷る姿や、児童たちの作品を講評する田主誠さんをNHKの取材クルーがカメラに収めた。番組では岡田地区の風景も紹介される。11月10日午前11時5分からの「ぐるっと関西」で放映される予定。 田主さんは「とてものびのびと力強く、レベルの高い表現の作品ばかり。豊かな自然の中で育つ子供たちは観察力もあり、感性も磨かれている。大人たちに見てほしい」と話していた。版画は1枚のパネルにして完成させる。12月8日に披露する予定。
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