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舞鶴出身の奥田さんが創作家具展 5月9日まで、ギャラリー・サンムーンで【舞鶴】

舞鶴出身の奥田さんが創作家具展 5月9日まで、ギャラリー・サンムーンで【舞鶴】

投稿日時:2004年04月30日(金)

奥田さんと手作りの机など

 舞鶴出身の木工家、奥田芳樹さん(35)=香川県木田郡牟礼町=の創作家具展が、5月9日まで浜のギャラリー・サンムーンで開かれている。新聞記者を脱サラ後に飛騨で家具づくりを学んだ。木の自然な表情を生かし、シンプルなデザインと使い心地のいい机や椅子などを並べた。舞鶴では初めての作品展。東舞鶴高校、同志社大学を卒業し神戸新聞社に入社。手仕事による物作りを模索する中、香川県で作られる家具に触発され、木の仕事を志した。退社して飛騨に移住し職業訓練校で学び、家具製作会社で経験を積み、独立して工房「五坐」を設立。今春に工房を香川県に移した。長い年月を経る内に変化していく木の表情を大切にしようと、表面にオイルを塗って仕上げている。注文を受けて作るほか、昨年は家具展を各地のギャラリーで開いた。今回はせんや桜などを使った机や写真立て、飾り台などを展示した。製材から乾燥、作品までに4年かかったものも。奥田さんは「長い年月を経て、木のアクが表面に出て色が変わったり、傷を付けてもそれが新しい表情となるのが面白い。木の懐の深さも気に入っています」と話していた。 【問い合わせ】電話63・4858、サンムーン。

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