舞鶴出身、競輪の若手ホープ・稲垣選手 日本プロスポーツ大賞新人賞を受賞 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2004年01月30日(金)
競輪で活躍する舞鶴出身の稲垣裕之選手(26)=向日町競輪場所属=が、日本プロスポーツ大賞(財団法人・日本プロスポーツ協会主催)の新人賞を受賞、1月27日、東京都内の東京ドームホテルで授賞式がった。大賞(内閣総理大臣杯)を受賞した米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手らとともに表彰された。
稲垣選手は、倉梯小、青葉中、西舞鶴高を卒業、海上自衛官を経て競輪選手になった。高校生のころから競輪選手にあこがれ、高校3年生で競輪学校を受験したが失敗。いったん決まっていた大学進学も、競輪学校をめざして進路を切り換え、海上自衛隊に入隊した。館山航空隊(千葉県)のヘリコプター整備員として勤務する傍ら、自転車のトレーニングにも励んだ。
平成12年4月に3度目の競輪学校受験に挑戦して見事に合格した。競争率30倍の難関だった。翌13年8月にプロデビュー、2カ月で9連勝の快挙を成し遂げた。その後も好成績を上げ、昨年1月からS級2班へ昇進した。
昨年8月の韓国・チャンウォン市で開催された第23回アジア自転車選手大会に出場。3人1組で争うチームスプリントで金メダル、個人戦のスプリントでも銅メダルを獲得した。また、12月には、若手選手の上位九選手で争うヤンググランプリにも出場。今年1月からはプロ最高ランクのS級1班に昇進した。
日本プロスポーツ大賞の授賞式の翌28日には、大阪市内のホテルであった近畿管区登録選手表彰式に出席、近畿自転車競技会長賞を受賞した。同選手はアテネ五輪の候補選手にもなっており、五輪出場も期待されている。
稲垣選手は、向日町競輪場で練習に励む一方、両親の住む志高に帰郷すると、父親の守一さんのバイクの先導でも練習している。
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