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舞鶴ライオンズクラブ 不要眼鏡で開発途上国支援【舞鶴】

舞鶴ライオンズクラブ 不要眼鏡で開発途上国支援【舞鶴】

投稿日時:2015年02月03日(火)

不要眼鏡を梱包するメンバーたち

 開発途上国の人たちに使ってもらおうと、舞鶴ライオンズクラブ(一盛広樹会長)は不要になった眼鏡の回収に取り組んでいる。協力を呼びかけられた市民や団体から前回より多い眼鏡527本が寄せられ、このほど浜の商工観光センターで、会員たちが梱包作業をし、オーストラリアのリサイクルセンターへ発送した。開発途上国の中には眼科治療が十分に行なわれておらず、視力検査費用も高額で、矯正レンズも手に入りにくいとされる。そのため近視や乱視に対処できず、仕事につけなかったり学習に支障をきたし、貧困に追い込まれるケースもある。同クラブは2010年から不要になった眼鏡やレンズなどの提供を呼びかけ、リサイクルセンターで洗浄やレンズの度の強さの分類、組み立てなどをして必要な人たちの手に届けている。公共施設や眼鏡店などに回収ボックスを置いているが、今年は26カ所のほか、舞鶴市ターゲット・バードゴルフ協会や南浜婦人会などの協力も得た。寄せられたのは近視などの眼鏡527本、フレーム90本、レンズ482枚、防護眼鏡30本など。7人のメンバーたちが新聞紙に包んでダンボールに梱包した。一盛会長は「活動がだんだん認知され協力の輪が広がってきました。引き続き取り組んでいきますので、皆さんに協力をお願いします」と話していた。

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