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舞鶴ユネスコ協会賞表彰 教育賞・文化賞に4団体1個人【舞鶴】

舞鶴ユネスコ協会賞表彰 教育賞・文化賞に4団体1個人【舞鶴】

投稿日時:2009年06月09日(火)

古森会長から表彰される青葉中生徒会

 第24回舞鶴ユネスコ協会賞の表彰式が6月6日、南田辺の西総合会館であった。教育や文化の振興に努めた中筋小学校支援ネットワークなど4団体と1個人が受賞した。舞鶴ユネスコ協会賞は1985年から設けられ、教育・文化・体育の振興に努め、優れた業績のあった個人と団体を各分野ごとに顕彰している。これまで107の個人と団体が受賞した。今年は同協会賞の教育賞に、中筋小学校支援ネットワーク▽安達渉さん▽青葉中学校生徒会、文化賞に舞鶴高専建設システム工学科・専攻科▽NPO法人舞鶴・引揚語りの会が受けた。同ネットワークは2002年に発足し、学校の教育支援活動を地域ぐるみで継続的に取り組んでいる。市スポーツ協会の会長でもある安達さんは2000年から社会教育委員として活動し、子育て支援や生涯学習の推進などに寄与した。青葉中生徒会は与保呂川の清掃、アミル缶回収の収益金で車椅子などの寄付をした。舞鶴高専の同工学科・専攻科は、神崎ホフマン窯とJR松尾寺駅舎の保存・活用を提案し、市民に公開した場は発表した。駅舎の活用アイデアは実際の改築に採用もされた。同語りの会は06年にNPO化され、語り部養成講座を終えた市民たちが引き揚げの史実を語り継ぐ活動を続けている。表彰式では同協会の古森輝彦会長が各代表者に表彰状を手渡し、「今後のそれぞの分野の道の発展のために活動を続けてください」と祝った。受賞者を代表して安達さんが「栄誉ある賞に恥じることのないよう、今後も活動に努めたい」とお礼を述べた。

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