舞鶴ボーイズ出身 山内良太さん 甲子園で躍動
投稿日時:2017年08月18日(金)
少年野球チーム結成後、34年と府内の少年野球界で指折りの存在の舞鶴ボーイズ(山林明雄監督)で汗をかいた選手が、8日から甲子園球場で開幕した夏の全国高校野球大会に福井県代表で初出場の坂井高から出場。13日の初戦では惜しくも敗れたが、舞鶴の関係者らからは、その活躍に熱い声援が送られた。和田中学を卒業した同高2年の山内良太さん。持ち前の野球センスから1年でレギュラーに入り、9番、三塁手で活躍。舞鶴ボーイズで2年間指導したという山林監督は「勉強もできる子だったので地元の公立高も考えたが、甲子園を狙えるところをと検討の末、知人がコーチをしている坂井高を勧めた」と振り返る。甲子園出場に「まさか、という思い」とし、初戦には敗れたが、惜しみない声援を送った。山内選手は6回表、1死、二、三塁からのヒットエンドランで、見事三遊間を破り2者生還で同点とするなど、大きな活躍を見せた。アルプス席で応援をした山内選手の両親和彦さん(46)、敦子さん(41)は「1戦1勝という気持ちで応援しました。積極的に行けたし、期待以上の活躍をしたと思う。来年はチームを引っ張る選手として頑張って欲しい」と敗れはしたが、はつらつとしたプレーに感激しきりだった。坂井高の全国大会出場は、春のセンバツで1回あるが、夏は初めて。開校4年目のノーシード校ながらも今夏の県大会では、歴代の甲子園出場校と5回対戦し、すべて勝利。決勝では強豪・敦賀高(センバツ4回、夏17回出場)に3‐0でシャットアウト勝ちした。同高は左腕の吉川大翔投手を中心に守りのチームとされ、打線はつなぎに徹して少ないチャンスをものにするのが特徴。今回、惜しくも敗れはしたが、山内選手のさわやかなプレーに、来年の再起を祈る声がグラウンドに響き渡った。
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