舞鶴ボーイスカウト第5団が使用済みろうそく寄贈 12月24と25日、八島キャンドルイルミネーション【舞鶴】
投稿日時:2004年12月21日(火)
舞鶴ボーイスカウト第5団(横木芳弘団委員長)が12月18日、ろうそくをリサイクルしたキャンドルづくりをする鹿原の知的障害者授産施設「みずなぎ学園」を訪れ、集めた使用済みのろうそくを贈った。八島商店街商業協同組合(伊庭八郎理事長)と舞鶴TMO(上西勝己委員長)は、同学園の園生たちが作ったろうそく1000本に点火する八島キャンドルイルミネーションを、同24と25日、浜の同商店街で開催する。みずなぎ学園では障害者たちの授産事業として、使用済みとなったろうそくを回収し、溶かして水に浮かべる半球状のキャンドルを製作している。ろうそくは近くの寺院のほか京都市内からも寄せられるという。このリサイクルキャンドルの取り組みを支援しようと、ボーイスカウト第5団が市内の寺院や葬儀場、旅館を回り、不要となったろうそくをもらい受けた。この日は、同団の稲田光隊長、ボーイとカブ隊の5人が同学園を訪問。ダンボール3箱分のろうそくを、製作に取り組む園生4人に贈った。隊員らは「1年間かけて集めたろうそくです。どうぞ使って下さい」と手渡した。同組合と舞鶴TMOは今年舞鶴でも大きな災害があったことから、その復興を願って昨年に続いて2度目のキャンドルイルミネーションを実施する。八島商店街の三条から八条までの間に、同学園製作のキャンドルをコップに入れた水に浮かべて点火する。東地区の幼稚園・保育園の園児約九百人が描いた絵をコップに巻き付ける。また、大リークの年間安打の新記録を作ったイチローの262本にちなみ、262本のキャンドルを使ったタワーも作る予定。このほかにも、学園の製作するキャンドルを題材にした絵本の記念販売、八島おかみさん会による甘酒の無料配布もある。点火は両日とも午後6時半~同8時半ごろ。24日午後8時からは市内の幼稚園の聖歌隊による賛美歌、25日午後7時からはアマチュアバンドの演奏も行われる。点火ボランティアを募集している。
【問い合わせ】電話62・0369、谷川さん。
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