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舞鶴アレルギーの会「おにぎりくらぶ」会報 来月100号迎え、6月8日のお茶会に参加呼びかけ【舞鶴】

舞鶴アレルギーの会「おにぎりくらぶ」会報 来月100号迎え、6月8日のお茶会に参加呼びかけ【舞鶴】

投稿日時:2010年05月28日(金)

これまでの会報を手にする「おにぎりくらぶ」の会員たち

 舞鶴アレルギーの会おにぎりくらぶ(工原友子代表、会員30人)が、2001年から発行している会報が来月で100号を迎える。アレルギーの子供を持つ母親たちが、学校給食の報告やアレルギーに対応した料理法の紹介などを掲載し、他市の団体とも会報で交流している。100号を記念して6月8日午前10時から余部下の中総合会館で、アレルギーへの理解を深めてもらうお茶会を開く。参加を呼びかけている。生活様式の変化などで体の免疫システムが過剰に働き、近年アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー症状を発症する人が増えている。原因も食べ物や化学物質など多様で治療法も様々だ。同くらぶは、毎月1回女性センターでの例会で情報交換、アレルギー対応食品の共同購入、市教育委員会から学校給食の現状の説明会、要望活動、啓発イベントなどに取り組んできた。この間、小学校の給食は地元の食材を使うなど改善され、対応食品も近くで購入できるなど社会も変化した。一方、学校現場や一般市民によってアレルギーへの知識の差があり、啓発活動の大切さや行政に相談窓口の開設の必要も感じる。毎月1度発行の会報はB5判で12ページ。会員の内20人が転勤で関東や広島などに引っ越したが、その地から近況や通学する小学校の給食の対応を報告、会員たちが料理をリレーで紹介するなどする。他市の9団体と交流し会報の交換も行う。同会事務局の嵯峨根朝子さんと山下正枝さんは「社会的な理解は進んでいますが、環境の悪化でアレルギーの人は増えています。自分の子供がアレルギーだと認識していない親も多く、基本的な知識を得られる機会が少ない」と話す。8日はアレルギーや食に関心を持つ人、親子での参加も可。参加費200円。申し込みは5月31日までに嵯峨根さん(電話75・2012)へ。

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