舞鶴の蒲鉾メーカー5社製品が並ぶ販売コーナー 西駅交流センター内「まいづる観光ステーション 」に【舞鶴】
投稿日時:2010年04月20日(火)
昨年12月に市が伊佐津の西駅交流センター内に開設したまいづる観光ステーションで、舞鶴の蒲鉾メーカー5社の製品が並び、便利な販売コーナーとして利用者が増えている。これまで観光施設や交通機関に隣接した場所で全てのメーカーの製品が買える場所がなかっただけに、駅の利用者や観光客が土産用に、また近所の市民たちが日常の食事用にと買い物に訪れている。地域ブランドになっている舞鶴蒲鉾だが、土産用や贈答用には、スーパーや鮮魚店で購入する人が多かったが、必ずしも5社全ての製品があるわけでなく、観光客やビジネスマンが利用する駅やその周辺で、いつでも5社の製品が買える販売店を求める要望があった。観光ステーションは西交流センター1階にオープン。観光案内や情報発信、舞鶴の土産品の販売などをする。そのコーナーに冷蔵ショーケースを置き、5社の蒲鉾と竹輪の約20品を販売している。「藤六商店」のように製造元でしか売っていない商品も並ぶ。 観光客や舞鶴から出掛ける市民らが、単品や箱詰めで買い求めている。ビジネスマンには帰りの車中で食べるためか、お手ごろないわしちくわ(200円)が人気。ここにない品でも舞鶴蒲鉾協同組合が行う通販のパンフレットを、ステーション職員が紹介する。交流センターでのイベントの帰りがけに買う人や、スーパーにない品物も置いているため常連の住民も増えており、品物が不足し急遽補充する日も。真向かいにある同組合のかまぼこ資料館でも、ステーションでの販売を知らせている。ステーション・観光キーパーソンの井上正さんは「連休などには多めに入荷するなど、組合と相談しながらどの種類をいくら置くかを決めています。単に売るだけでなく、お客さんとの会話を通して舞鶴と蒲鉾のイメージアップにつながれば」とする。同組合は「駅に販売拠点を作ることが課題だっただけに、コーナーの設置はありがたい。売上も右肩上がりです」と喜んでいる。近く舞鶴の地酒コーナーも設ける。開業時間は午前9時半~午後6時半。休みは12月31日~1月2日。【問い合わせ】電話75・8600、観光ステーション
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