最新の記事

  

自転車に鍵を<br>西駅で防犯啓発運動<br>西高生徒も協力

自転車に鍵を
西駅で防犯啓発運動
西高生徒も協力

投稿日時:2022年07月26日(火)

ポケットティッシュを配布し防犯を呼びかける生徒

 舞鶴警察署は14日、西舞鶴駅で自転車の鍵かけを啓発する防犯活動を展開。同駅を利用する西舞鶴高本部役員の生徒3人も参加し、駅利用者に標語などが書かれた啓発グッズを配布し防犯を呼びかけた。
 同署によると、管内の犯罪認知件数の中で自転車の盗難は大きな割合を占めており、「鍵をかける」という初歩的な対策をまずは呼びかけている。
 西舞鶴高では、全校生徒のほぼ半数に当たる約270人が同駅を利用し、東舞鶴駅の自転車置き場を利用する生徒も多いという。
 この日、改札口前でティッシュなどを配布した本部役員の3人も、全員が東舞鶴からのJR利用者だ。
 吉﨑麻優香さんは「自転車のカギをかけ忘れてしまうことが学校でもある。先生からの声かけに助けられることがある」と自分自身の経験を披露し、山本結月さんは、「いつも声をかけてもらう側だが、今回は声をかける側に。これをきっかけに意識を持ってもらえたらうれしい」と話した。また、小島萌衣里さんは、「こうしたことを生徒が発信することが大切だと思う。私たちの声掛けで被害者も気をつけるし加害者も思い留まるかもしれない。そんな気持ちで取り組ませてもらった」と充実感を漂わせていた。
 舞鶴署の担当者は、「生徒さんに協力いただいて実りある活動になりました。今後も啓発活動にまい進したい」と話していた。

この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ