肝炎問題 激動の10年綴る
投稿日時:2019年05月14日(火)
「舞鶴ウイルス性肝炎を考える会」がこのほど、同会の取り組みを後世へ伝えたいと記録集「10年の歩み」=写真=(A4判126㌻)を発刊した。
平成21年(2009)に発足した同会も今年で11年目。不適切な医療行為や薬害によるウイルス性肝炎患者の現状への理解と今後の重症化予防に役立ててもらうため、世話人の三宅あきさん(81)が編纂した。これまで10年の取り組みを記録に残してほしいとの声に応じ、会費や募金を工面して記録集200部が完成させた。三宅さんは「本人の責任でなったわけではない病気に苦しみ、多くの人が亡くなった。肝炎問題を取り巻く状況は少しずつ整備されてきたが、まだ生きている間は活動していかないといけない。今はよい薬もあるのでウイルス検査が陽性であれば、重篤になる前に専門医にかかってほしい。」と話している。冊子は中丹東保健所、舞鶴市保健センター、まいづる協立診療所などで閲覧できる。また同会への活動参加や相談、支援についても次の通り受け付けている。
[お問い合わせ]TEL:0773・76・8864 同会・三宅さん。
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